高速実験炉がフルパワーで72時間 中国

中国で高速炉開発を進めている原子能科学研究院(CIAE)は12月19日、北京南部の同研究院内に建設した高速実験炉(CEFR)がフル・パワーで72時間、安定的に発電することに初めて成功したと発表した。

同炉は熱出力6.5万kW、電気出力2万kWのナトリウム冷却・プール型高速実験炉で、国務院が1992年に国家ハイテク研究促進重要事業「863計画」の一事業として開発することを決定。94年からロシアと共同で設計が始まり、2000年に着工した後、10年7月に初臨界を達成していた。


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