中間貯蔵施設への搬入「全力」で 環境相が見通し

望月義夫環境大臣は16日、中間貯蔵施設への搬入開始見通しについて会見。用地の確保状況や保管場(ストックヤード)工事の契約事業者との調整を踏まえ、前政権から引き継いだ2015年1月の搬入開始目標について見極めを行った結果、順調に進めば2月早々にも保管場の整備工事に着手し、福島県からの5項目の確認事項が確認された場合には、東日本大震災から5年目を迎えるまでにパイロット輸送による土壌等の搬入が開始できるよう全力で取り組むとした。また福島県および大熊町・双葉町の建設受け入れで、搬入見通しが立てられる段階となったことに対して、謝意を示した。福島県が要望した5項目の確認事項については、県外最終処分を法制化した改正JESCO法施行や、輸送基本計画に基く実施計画案提示、また中間貯蔵施設等に係る交付金等を補正予算案等に盛り込んだことを報告した。


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