耐久性優れた吸着剤 早大など開発 汚染土壌に効果期待

早稲田大学を中心とする研究グループはこのほど、セシウムやストロンチウムなどの放射性同位元素を吸着する安価で耐久性に優れた吸着剤の開発に成功したと発表した。1月中にもサンプル出荷を行い、評価を受け、商品化につなげる考え。

新たな吸着剤「カテナチオPA(仮称)」は、シリカとアルミを原材料とする無機ポリマー質吸着剤で、原材料が非常に安価な上、製造も容易で、耐酸性・耐アルカリ性にも優れており、30年間は耐用することから、特に、現在計画されている汚染土壌の中間貯蔵施設での効果が期待できる。


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