10月頃に取りまとめ 「基本的な考え方」 1月閣議決定めざす

原子力委員会は10日、原子力利用の「基本的な考え方」作成にあたっての進め方について発表した。

構成については、総論から始まり、「東京電力福島第一原子力発電所から学んだ教訓」「原子力発電利用に関する取組」「研究開発」「国際情勢を踏まえた原子力の活用」「国民理解・教育、人材育成」――を想定しており、有識者からの意見聴取の結果を踏まえて適時柔軟に見直すこととしている。

進め方については、多様性と専門性の観点から選定した有識者から8月頃までに意見を聴取した上で、その結果を踏まえて原子力委員会で10月頃までに「基本的考え方」(案)をとりまとめ、パブリックコメント等所要の手続きを経て「基本的考え方」を尊重するよう2016年1月末頃閣議決定を求めていくとした。


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