南相馬市の新工場で量産ライン マッスルスーツ

菊池製作所は1月27日、同社と東京理科大学発ベンチャー企業であるイノフィスの製品「マッスルスーツ」の量産ライン稼動の開始を福島県南相馬市に新設された同社工場で発表した。発表会には桜井勝延南相馬市長も出席した。

マッスルスーツは、人間の動きをサポートするウエアで、着用することで背筋力を補い腰への負担を軽減でき、介護現場や工場での活用が期待される。すでに770台が試験販売およびサンプル出荷されている。

マッスルスーツを開発した小林宏東京理科大学工学部第一部機械工学科教授は同日、南相馬市の小学校で特別授業を行い、ロボットで全ての人たちが介護のいらない自立した生活を送れる社会を実現したいとの想いを語った。生徒たちはマッスルスーツの装着体験も行った。

同製品の開発エピソードは、南相馬市の小学4年生用に採用されている東京書籍の国語教科書に掲載されている。


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