電力、事故後の安全対策も 原産セミナー 東京会場が開催

原子力産業界の理解向上と学生の就職支援を図る「原子力産業セミナー2016」が17日、東京・新宿で開催された。原産協会主催で毎年行われているもので、今回、企業ブース26社が出展し、学生は250名の来場があった。

電力会社の企業ブースでは、若手社員が原子力発電による電力安定供給の使命とともに、福島第一原子力発電所事故を踏まえた安全対策についても説明し、学生らは熱心に聞き入っていた。

会場に設けられた資料コーナー、ビデオコーナーでは、弊紙連載の「原子力ワンポイント」冊子版の配布や、福島第一廃炉で活躍するロボット技術の動画上映などが行われた。

「原子力産業セミナー2016」は20日に大阪でも開催される。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで