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埼玉および大分の大学においてエネルギー・放射性廃棄物についての対話集会を開催しました

2014年11月5日

 一般社団法人日本原子力産業協会(原産協会)では、次の時代を担う人材育成の一環として大学生を対象とした対話集会(意見交換会)を開催しています。
 対話集会では、普段から触れることの少ないエネルギー・環境問題、そして原子力発電をどのように進めるにせよ、解決しなければならない問題である高レベル放射性廃棄物の処分問題についての情報を提供し、意見を交換する活動を行っています。

 2014年度下半期10月の活動として、10月20日(月)に十文字学園女子大学(埼玉県新座市)の人間生活学部生活情報学科の約100名の学生さんに、また10月23日(木)に東九州短期大学(大分県中津市)の幼児教育学科の35名の学生さんを対象に「一緒に考えませんか。エネルギーのこと!廃棄物のこと!」と題した対話集会をそれぞれ開催しました。

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十文字学園女子大学での対話集会
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南九州短期大学での対話集会

 
 原産協会からは、「地球が抱える課題」、「一次エネルギーの特徴」、「二次エネルギー(電気)の経済性」、「二次エネルギー(電気)の環境性」および、「高レベル放射性廃棄物の地層処分」についての情報提供を行い、その後、学生からの質問に応答する形で意見交換を行いました。

エネルギー・環境問題、原子力発電に関する内容では、
・ 日本の二酸化炭素排出量が12億トンとの話しであったが、今後、日本での排出量はどのようになっていくのか、教えてほしい。
・ 福島での原子力発電所の事故の影響の捉え方は、関東と例えば北海道とでは違うのか?

高レベル放射性廃棄物の処分問題では、
・ 日本は地震国だけれども、地下の深い場所に処分することは大丈夫なのか?
・ 処分するとしたら、日本のどこが安全な場所なのか?また、どうやってその場所を決めていくのか?
・ 南極や北極に高レベル放射性廃棄物を処分したらどうなのか?
・ 資料の中で、処分の開始が「2020年開始」との国もあったが、日本の状況はどうなっているのか?
・ 処分費用について予算規模はどの位なものなのか教えてほしい。
・ 放射性廃棄物の問題は、イデオロギー的な問題を解決しなければならず、一般のごみ問題と同じ側面を持っていると思うが、将来的にも国民的な議論が必要だと考えるが、如何か?
 など、技術や合意形成に関する質問が出されました。

 エネルギー・環境問題や、未だに処分場の場所の決まっていない高レベル放射性廃棄物処分の問題については、国民レベルでまだまだ十分な議論が行われたとは言えない状況にあります。原産協会では、このような対話集会(意見交換会)を、次の世代を担う若者(大学生)を対象として、今後も積極的に行っていこうと考えております。

お問い合わせ先:地域交流部 TEL:03-6256-9314(直通)

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