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COP24に参加、Nuclear for Climate(N4C)関係活動支援(2018年12月)

2018年12月25日

 当協会は、12月2日~14日にポーランド・カトヴィツェで開催された国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)の一週目に若手職員を派遣し、気候変動における原子力の重要性の理解活動を展開している「Nuclear for Climate」(N4C)の枠組みの下、欧州原子力学会(ENS)、ポーランド原子力学会(PNS)、Generation Atomic(米国原子力推進NPO)、国際原子力青年会議(IYNC)等13カ国の若手とともに、サイドイベントなどの関係活動や共同ブースの出展を実施しました。

 当協会は、2015年にパリで開催されたCOP21に向け、世界中の原子力協会や原子力学会により立ち上げられた「Nuclear for Climate (N4C) 」イニシアティブに一年目から毎年参加しており、今回のCOP24でも、「原子力が気候変動の緩和に貢献し、持続可能な社会の構築に大きな役割を果たす」という認識を高めることを目的とし、会場で各国の政策決定者や多くの一般参加者に届けるよう、様々な理解活動を行いました。

 その中で、大会3日目の4日には、当協会の派遣職員も登壇したサイドイベントが今年のN4C活動のハイライトとなり、欧州原子力学会(ENS)の代表からN4Cの最新ポジション・ペーパーの発表がありました。また、Energy for Humanity事務局長のカースティ・ゴーガン氏(第50回原産年次大会登壇者)やGeneration Atomic創設者のエリック・メイヤー氏をはじめ、5名の登壇者それぞれの立場から、「バランスあるエネルギーミックスがCO2排出量削減への唯一の有効な対策」と題し、パネルディスカッションを行いました。当協会からは、日本の原子力発電所の再稼働状況や今年7月に発表された第5次エネルギー基本計画について紹介し、原子力は気候変動の解決策の一部としてどういった役割を果たすか、イベント参加者と活発な議論を行いました。

 そのほか、COP24開催期間中に、N4C若手メンバーがブースおよび会場にてチラシ配布、賛同者署名、フラッシュモブ、イベント参加・発言など様々な理解活動を通じて積極的に原子力の役割をアピールしましたが、COPでは、気候変動への対策として、再生可能エネルギーの推進とエネルギー効率化が主に議論されていたため、低炭素社会を実現するために原子力発電が果たしうる役割に対して、より多くの一般人に理解してもらう必要性を強く感じました。

 なお、今回のCOP24では、「パリ協定作業計画」が合意されました。削減目標などの検証について、先進国と途上国で差をつけず、すべての国を対象としたほぼ統一的なルールが採択され、合意に至ったことは大きな前進となりました。

N4Cポジション・ペーパーの詳細はこちらをご覧ください。
英語原文
日本語訳

*Nuclear for Climate(N4C)関連活動の詳細は、下記ページをご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/oversea/cooperation/

COP24会場 – MCK国際会議場

多くのメディア取材・報道が行われた
会場ロビーエリア

プレナリーホールで行なわた政府間交渉の様子

ウクライナの中学生団体が
N4Cブースに立ち寄った様子

複数のN4Cメンバーが登壇したポーランドエネル
ギー省と米国NICE Future主催のサイドイベント

人通りが多いメイン会場にて活動中の
N4Cメンバー集合写真

カトヴィツェ市内で開催されたパレードで
N4Cが注目された様子

日本パビリオン

お問い合わせ先:国際部 TEL:03-6256-9313(直通)

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