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首都圏大学生による“女川スタディーツアー”を開催しました

2014年10月24日

 9月11日(木)および12日(金)の両日、東北エネルギー懇談会(以下、東北エネ懇と記載)と一般社団法人日本原子力産業協会(原産協会)は、“協働”事業の一環として「エネルギーに関する次世代への情報提供」をメインテーマとした“女川スタディーツアー”を宮城県牡鹿郡女川町において開催し、首都圏の大学生・大学院生18名がこのツアーに参加しました。
 今回開催した“女川スタディーツアー”は、普段、触れることの少ないエネルギー問題や環境問題、原子力発電所のことについて、少しでも関心を持って頂き、理解を深めていきながら、自分たちの問題として捉え、自分の考えを持ってもらおうと企画した見学・体験ツアーです。

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 ツアーの開催地である宮城県牡鹿郡女川町は、2011年3月11日の東日本大震災(津波)において、甚大な被害を受けた太平洋に面した港町です。
 ツアーの参加者は、集合場所のJR仙台駅からバスに乗り込み、同じく津波の被害を受けた石巻市内を通り、女川町へと移動しました。途中、バスの車窓からは、津波の被害から3年を越えて、街が復興していく様子を見ることができ、石巻から同乗して頂いた女川観光協会のガイドさんから、当時の体験談についてのお話を伺うことができました。女川町に到着後は、かまぼこ工場の見学、仮設商店街の訪問、災害仮設住宅内にある農園での草むしり(ボランティア活動)を行い、皆で汗を流しました。夕方からは、宿泊場所であるトレーラーハウスにおいての勉強会の時間となり、参加者は5つのグループに分かれ、前半はエネルギー問題について考えを述べるディスカッションの場、後半は現地女川の住民の方々からの震災当時のお話しを身近に聞き意見交換する場となりました。夜は皆で食事をしながらの交流会を開催し、女川の住民の方々ともいろいろなお話をすることができました。
 このツアーでは、震災当時に地域住民の避難所にもなっていた東北電力㈱女川原子力発電所の見学も実施しました。女川原子力発電所では、今後の災害に備えた安全性向上の取り組みをはじめ、防潮堤のかさ上げ工事の様子や高台に設置された大容量電源装置など、案内をして頂いたPRセンターの方々から丁寧な説明を頂きました。原子力発電所の見学終了後には、どのような感想を持ったのかについても、皆でディスカッションを行いました。

 また、今回のスタディーツアー参加者には、事前・事後のアンケートを実施しました。
◎事前アンケート(主な回答)
1) 参加理由: 女川原子力発電所に興味があった。ボランティア体験をしたかった。などの回答が多かった
2) 女川町の状況について: 少し知っていた。全く知らなかった。
3) 震災後、不安・心配なこと: 放射線による身体への影響。食べ物の放射能汚染。地震・津波。電気料金値上げ。原子力事故の再発。他
4) エネルギー・原子力問題への関心度: どちらかといえば関心がある。とても関心がある。どちらともいえない。
5) エネルギー・原子力に関する情報入手先:インターネット、テレビ・ラジオ

◎事後アンケート(主な回答)
1) 参加しての感想: とてもよかった。よかった。 がほとんど
2) 女川に対しての理解について: 深まった。とても深まった。 がほとんど
3) 印象に残ったこと: 女川町内の様子。女川町民のお話。ボランティア活動。原子力発電所の見学。ディスカッション。
4) エネルギー・原子力問題への関心度は変わったか?: これまでよりも関心を持つようになった
5) 運営上の改善点: 予定計画がぎっしり。もう少し時間に余裕を持ちたい。ボランティアをもっと行いたい。
6) 感想等: ツアーに参加できてよかった。いろいろと体験できた。将来、教師になったら子供たちに伝えていきたい。

 今回のスタディーツアーに参加した学生からは、全般的にエネルギーや原子力問題への関心を持つようになったとの回答を頂きました。

 原産協会では、今後も各地の関係組織と協働で「エネルギーに関する次世代への情報提供」をテーマとして、都市部に住んでいる大学生に対して原子力を含むエネルギー問題に関する情報提供および理解促進の活動を、今後も展開していこうと考えております。

お問い合わせ先:地域交流部 TEL:03-6256-9314(直通)

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