アルゼンチンのアトーチャ2号機が定格出力に

2015年2月26日

 アルゼンチン政府は18日、同国3基目の原子炉として昨年6月に初めて臨界条件を達成したアトーチャ2号機(PHWR、74・5万kW)が定格出力に到達したと発表した。記念式典に出席したC・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領(=写真中央の女性)は、原子力計画によって同国はエネルギーなどの資源戦略で自立するまでに発展したと称賛。同炉によって原子力の発電シェアは7%から10%に増加するとともに、年間4億ドルもの燃料輸入費が節約可能になると指摘している。【後略】
(2月26日付号掲載)

アトーチャ