カザトムプロムのN.カッパロフCEOが急死

ウラン生産量で世界第1位というカザフスタンの原子力産業を束ねる国営企業カザトムプロム社のN.カッパロフ最高経営責任者(CEO)(44才)(写真)が、3月26日に訪問先の中国・北京で急死した。国営Kazinform通信によると死因は心臓発作とみられている。
カッパロフ氏は1970年にアルマトイで出生。1997年にアルマトイ工科大を卒業後、米国ハーバード大・ケネディ・スクール大学院で公共経営学の修士号を取得した。国営石油関連企業等での勤務を経て1999年からエネルギー産業・鉱物資源省副大臣、2012年から環境保全相などを務めた後、昨年8月にカザトムプロムCEOに就任していた。