中国で寧徳3号機が初臨界、陽江2号機が初併入
中国広核集団有限公司(CGN)が建設中の第二世代改良型PWR(CPR1000)2基が相次いで新たなマイルストーンを達成した。
CGN傘下の福建寧徳核電有限公司によると、8日の昼過ぎに福建省の寧徳原子力発電所3号機(=写真)(108万kW)が初めて臨界条件を達成した。今後は炉心特性関連の測定などゼロ出力の炉物理試験のほかに、各種計測機器システムの確証などを実施していく。【中略】
一方、国営新華社通信によると、広東省の陽江原子力発電所では2号機(108万kW)が10日午後、初めて送電網に接続された。営業運転の開始までに168時間の試運転という条件のクリアを目指すことになる。
(3月19日付号掲載)