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チェル事故の石棺の覆い工事が終盤に

2015年3月26日

 チェルノブイリ石棺基金(CSF)を管理する欧州復興開発銀行(EBRD)の16日付け発表によると、1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所4号機の石棺を安全に覆う、新しい閉じ込め構造物(NSC)の建設工事が終盤に近づいている。
 事故直後に建設された石棺に崩壊や放射能漏れの危険が生じてきたことから、地元ウクライナと先進7か国(G7)は1997年、石棺の安定化と新たな覆いの建設を目指した「石棺実施計画(SIP)」を取りまとめた。同計画の柱であるNSCは高さ110m、長さ165mという巨大なアーチ型構造物。100年の間、放射性物質の環境への漏洩と石棺の崩壊を抑えるとともに、全自動クレーンなどの付属設備により最終的な廃止措置業務を支援することになる。【後略】
(3月26日付号掲載)

組立作業には計6回の吊り上げ作業が含まれる

組立作業には計6回の吊り上げ作業が含まれる