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イタリアのEPR建設で仏伊が協力強化 伊産業界の参加拡大へ

2010年4月15日

 イタリアでのEPR(欧州加圧水型炉)建設計画を一層加速していくため、イタリア電力公社(ENEL)とフランス電力(EDF)、およびイタリアのアンサルド社は9日、パリで協力覚書に調印した。


 これは仏国のN.サルコジ大統領とイタリアのS.ベルルスコーニ首相の定期会合の場でまとめられたもので、協力期間は最短でも5年間。EDFとENELは昨年2月、イタリアに少なくとも4基のEPRを建設することで実行可能性調査の実施で合意し、折半出資の合弁企業を設立している。この計画はイタリアにおける原子力復活を意味するもので、今回の協力を通じて、同国原子力産業界が参画する機会を最大限に拡大するのが主な目的だ。また、将来的にはイタリア以外のEPR建設計画にも協力範囲を広げることが可能になるとしている。


 


(写真は、協力強化を約束する仏伊両国の首脳(©仏大統領府))

イタリアのEPR建設で仏伊が協力強化 伊産業界の参加拡大へ