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カナダ・NB州のポイントルプロー原発 FSでアレバに内示書

2010年7月19日

カナダのニューブランズウィック(NB)州政府は8日、同州で唯一の原子力発電所であるポイントルプロー発電所における2号機増設の実行可能性調査(FS)について、同発電所を所有するNBパワー社とともに仏アレバ社への発注内示書(LOI)に調印した。


カナダではこれまで、カナダ原子力公社(AECL)製の重水炉のみが稼働していたが、今回のLOIでアレバ社は第3世代+の中型軽水炉となる、(1)出力125万kWのBWR「KERENA」(2)日本の三菱重工と共同開発している出力110万kWのPWR「ATMEA1」を提案。同国で初めて、軽水炉が建設される可能性が出てきた。


NB州ではかねてより同州を東部沿岸地域のエネルギー・ハブとする構想を進めており、2号機の増設は再生可能エネルギーなどとともに同構想をクリーン・エネルギー・パークとして具現化する重要な要素。建設および運転期間中に大規模な雇用が創出され、原子力関連の研究・教育・製造・設計分野の拠点となることも期待している。


左から、NB州エネルギー大臣、NB州グラハム首相、アレバ社上級幹部、およびNBパワー社CEO

カナダ・NB州のポイントルプロー原発 FSでアレバに内示書