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(英国) 10年間で最高の原子力支持

2010年12月7日

英国原子力産業協会(NIA)は、「この10年間で原子力に対する公衆の支持は最高」とする世論調査結果を公表した。調査は毎年実施している。


 調査は英国の調査会社Ipsosモリが、約1980名の成人を対象に面接法により実施。結果は以下の通り。


・原子力支持は40%(昨年比7%増)。原子力不支持は17%(3%減)。


・新規原子力発電所建設に賛成は47%、反対は19%。


・女性の原子力支持は25%(昨年比4%増)、支持しないは19%(4%減)。


さらに、原子力を含むエネルギー・ミックスについては、70%の人が支持すると回答、反対は9%だけだった。この結果は、NIAとモリが12年前から実施してきた世論調査で最高の支持率となった。


NIAK.パーカー理事長は、「10人中7人が、エネルギー・ミックスの中で原子力の明確な役割をポジティブに捉えており、新規建設への支持が急増している」と指摘して、「これは低炭素社会に向けて大規模なエネルギー供給を確かなものにする原子力発電の重要な役割を正しく認識している表れである」と強調した。


また、英国民は以前よりも原子力に関して身近に感じているとの結果も出ている。つまり、原子力についてかなり知っていると回答した人は20%(昨年比3%増)であった。これはエネルギー論争が高まる中でこれまでの認知の混乱状態を是正するものである。


パーカー氏はさらに「オープンで透明性が産業界にとって最重要課題である。そのためは地域社会や広く公衆に効果的に働きかけることである。産業界への『親しみやすさ』を増すこと、これこそが要諦」としている。



2010123日付WNN)


(原産・国際部まとめ)