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安全委の審査にパス AECLの第3世代プラス炉

2011年2月14日

カナダ原子力公社(AECL)は1月28日、同社が開発した第3世代プラスの重水炉設計であるACR1000が、カナダ原子力安全委員会(CNSC)による3段階の許認可申請前・設計審査を成功裏に終えたと発表した。


同設計は運転寿命60年を想定した出力120万kWの重水炉で、AECLがこれまで世界の原子力市場に提供してきた70万〜90万kWのCANDU炉に、受動的安全性や競争力のある経済性を目指して改良を加えたもの。2008年には、英国の新規原子炉建設計画における候補設計の1つとして、ウェスチングハウス社のAP1000や仏アレバ社のEPRとともに英国政府の包括的設計審査(GDA)を受けていた。


しかし、CNSCの申請前審査に人手が必要になったことや、英国で第1候補に残る可能性が少なくなったと判断して、GDAから撤退。現在でもカナダ原子力市場での建設販売を第1の目標としている。


横置き式燃料チャンネルを装備したACR1000

安全委の審査にパス AECLの第3世代プラス炉