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米議会のマーキー民主党議員 新設モラトリアム法案を提出

2011年4月8日

オバマ大統領の意向とは裏腹に、同じ民主党のE.マーキー下院議員は3月29日、国内原子炉の安全要求項目に福島第一原発事故の教訓が組み込まれるまでは、既設原子炉の運転期間延長、および新規原子炉建設計画の許認可にモラトリアムを課すよう定める法案を議会に提出した。


下院のエネルギー関係委員会メンバーでもある同議員は反原子力派の中心的存在で、TMI事故発生前にも同様の法案を提出した経歴の持ち主。議会では上院でも、民主党議員が使用済み燃料を早急に乾式キャスクに移すよう規制当局に要請するなど、原子力への逆風はオバマ政権の与党内部から強まりつつある。


マーキー議員が提出した「2011原子力発電所安全法案」は、地震や津波、暴風、長時間の電源喪失などの事象に対し、原子炉と使用済み燃料プールが適切な耐久性を持つよう保証することを目指したもの。