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米規制委 加州原発で認可延長審査が進展

2011年6月10日

米原子力規制委員会(NRC)は2日、ディアブロ・キャニオン原子力発電所1、2号機の運転認可20年延長に関する審査の中で、安全評価報告書(SER)を発行した。安全確保と環境影響の2系統から成る同審査の片方が終了したことになり、最終的な判断が下るまでに環境影響審査を残すまでとなった。


カリフォルニア州で両機を操業するパシフィック・ガス&エレクトリック(PG&E)社は、2009年11月に運転認可の延長をNRCに申請。しかし、同発電所の立地区域は地震活動が活発であるため、3月の福島事故後、周辺住民や州政府などから耐震性に対する不安が高まっていた。


このためPG&E社では、海岸線の断層帯について最新の3Dモデリングによる耐震調査を開始。4月にはNRCに対し、同調査が完了し、州政府が海岸線の連続性を認証するまでは延長認可の発給を遅らせるよう正式に要請していた。