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米USEC 濃縮工場の出資企業と契約延長

2011年8月25日

東芝とバブコック&ウィルコックス(B&W)社は、米国濃縮会社(USEC)がオハイオ州で建設中の米国遠心分離プラント(ACP)に対する出資契約をUSECと結んでいたが、3社はその契約期限を今月15日から9月末に延長することで合意した。


米国での原子炉新設計画の進展に伴い、東芝とB&Wの2社は今後、濃縮ウランの需要が増加すると予測。年間生産能力3800トンSWUとなるACP計画に対し、2010年5月にそれぞれ1億ドルを出資する契約をUSECと締結した。


出資は条件付きで3段階に分けて行われる取り決めで、両社は昨年9月、米原子力規制委員会(NRC)および米国外国投資委員会(CFIUS)の審査完了を受け、初回分として3750万ドルずつを出資した。第2段階である各2500万ドルの出資は、USECが米エネルギー省(DOE)から20億ドルの融資保証適用の言質を得るのが条件だったが、6月末時点で同条件が満たされなかったため、3社は協議の末、契約期限延長という選択をしたもの。


ACPに設置される遠心分離機

米USEC 濃縮工場の出資企業と契約延長