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(フランス)廃棄物サイトで爆発 1名死亡、4名負傷 放射能の放出はなし

2011年9月13日

フランス南部ガール県マルクールの核廃棄物処理施設で12日に発生した爆発事故で、作業員1名が死亡した。
仏原子力安全局(ANS)が伝えるところによると、事故は低レベル廃棄物処理センター(CENTRACO)の金属を溶融する炉で発生、同日午後1時には鎮火した。事故により1名が死亡、4名が負傷した。うち1名は重度の熱傷のためヘリコプターで病院に運ばれた。化学物質や放射能の放出はなく汚染もない。自治体と緊急時センターには事故情報は伝えているが、緊急時対応はとっていない。


CENTRACOでは原子力発電、大学、研究所、病院からの機器、コンポーネント、フィルター、衣服の処理を行っている。同施設はフランス電力会社(EDF)の子会社Socodelの持ち物であり、マルクール原子力研究センター(Codolet村)に隣接しているが別個の施設である。


爆発した炉では低レベルあるいは極低レベルの金属製コンポーネント、ポンプ、バルブのほかステンレス・スチールやカーボン・スチールを溶解していた。


処理量は通常1500トン/年であるが4500トン/年まで増大できる。溶融することで10%の金属塊に減容した後、オウブ県のアンドラの浅地層処分施設に送られる。


(2011年9月12付WNN)


(原産協会・国際部まとめ)


マルクール原子力研究センター

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