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アトーチャ2が完成まで秒読み アルゼンチン

2011年10月6日

アルゼンチンで3基目の原子炉となるアトーチャ原子力発電所2号機(74.5万kW、加圧重水炉)が、1981年の着工から数十年の歳月を経てようやく完成に近づいた。起動プロセスに入る前の最終チェック段階に入ったもので、566の補助システムそれぞれで確証試験を実施。来年初頭にも送電を開始し、同年後半に営業運転に入る見通しだ。

9月28日の記念式典ではC.フェルナンデス大統領(=写真)が計画投資サービス省のJ.デビド大臣らを伴って同発電所サイトを訪問した。

作業員を前に演説した同大統領は、アルゼンチンが南米で初めて原子力発電を開始したパイオニア国であることから、アトーチャ2号機はその象徴のようなものだと賞賛。資金不足により1994年に一時凍結された同炉の建設作業を、夫であるN.キルチネル前大統領が2006年に再開させた点を強調した。

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