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英国の原子力新設計画が前進 年末までに暫定設計承認

2011年11月4日

英国の原子力規制機関(ONR)は10月26日、政府の原子力新設計画の一環として実施している包括的設計審査(GDA)の進捗状況について9月末までの四半期報告書を公表し、ウェスチングハウス(WH)社のAP1000、および仏電力(EDF)とアレバ社の欧州加圧水型炉(EPR)の両方について、年末までに少なくとも暫定的な承認を与えられる見通しだと発表した。福島事故の影響により、6月末に予定していたGDA手続きの完了は約半年間、遅延を余儀なくされたが、ONRのM.ウェイトマン長官が先月、同事故からの教訓に関する最終報告書を公表したのを受け、今後の作業が加速すると期待されている。

GDAは事前設計認可の一種で、実際に原子炉を建設してしまう前に「標準設計」とすべき原子炉設計の安全性と環境影響についてONRと環境省(EA)が審査を実施。最終的にONRが設計容認確認書(DAC)を発行する一方、EAは設計容認声明書(SoDAC)を発行する。