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福島直後の議事録公開 早い段階で炉心損傷を察知 米原子力規制委

2012年3月1日

福島第一原発事故直後に米原子力規制委員会(NRC)内部で交わされたすべての連絡内容の議事録が2月21日に公開された。日本から正確な情報が得られないなかで在日米国民を確実に待避させるとともに、一刻も早く事故影響を緩和する方策についてG.ヤツコ委員長(=写真)を中心とするNRCスタッフが連日白熱した議論を展開。早い段階で炉心損傷の可能性に言及し、直ちに効果的な冷却手段を取るべく検討を開始していた点が印象的だ。

同文書はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙、国際環境保護団体の「地球の友」(FOE)が情報公開法に基づき昨年末に開示を求めたことによるもの。3月11日から10日間の電話会議からメール連絡までの全記録を収めた資料で合計3000頁以上に及ぶ。

福島直後の議事録公開 早い段階で炉心損傷を察知 米原子力規制委