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緊急時対応イニシアチブ承認 米原子力協会

2012年3月1日

米原子力エネルギー協会(NEI)は2月21日、原子力発電所の緊急事態に備え、所内にポータブル対応機器を追加で調達・装備するイニシアチブを同産業界の統一見解として承認したと発表した。

これは福島事故の教訓を米国の原発に出来るだけ早急に反映させるため、米国の原子力産業界が米原子力規制委員会(NRC)に実施を提案していた「フレックス戦略」を反映したもの。NRCではこの「柔軟かつ多様な」対応能力戦略について、その他の規制上の課題を評価・解決している間に、さし当たり手早く取れる実際的な安全対策と認識している。

具体的な追加機器としてNEIが列挙したのは、ディーゼル駆動のポンプや発電機に始まり換気ファン、ホース、取り付け金具、ケーブル、通信装置まで多岐にわたる。この中には食糧や水など緊急時に必要な支援物資も含まれている。