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原子力の拡大案も含める メキシコの新たな国家エネルギー戦略

2012年3月12日

メキシコ政府エネルギー省のJ.エレラ大臣は1日、「2012年から26年までの国家エネルギー戦略(ENE)」を公表し、既存のラグナベルデ原子力発電所に原子炉を2基増設する案も含め、今後15年間に原子力と風力を組み合わせて総電力需要の23%を賄うとする政策を提案した。同相は昨年11月、10基の原子炉新設構想を破棄したものの、地球温暖化防止面での原子力の利点を再評価。現在のように天然ガス開発が低コストな時期から先を見据えた場合、たとえ小規模でも原子力の設備拡大はあり得るとの結論に至ったとみられている。同戦略は議会の承認を得るため、提出済みとなっている。

新しい長期エネルギー戦略を説明するエレラ大臣

原子力の拡大案も含める メキシコの新たな国家エネルギー戦略