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ECが意見書で承認 リトアニアのビサギナス原発計画

2012年6月21日

リトアニアのエネルギー省は12日、同国が進めているビサギナス原子力発電所建設計画について、ユーラトム(欧州原子力共同体)条約に基づく評価作業を行っていた欧州委員会(EC)が肯定的な意見書を公表したことを明らかにした。


それによると、同計画はリトアニアが持続可能なエネルギー供給構造を構築するのに貢献するだけでなく、バルト3国地域におけるエネルギー供給を保証し、同地域を欧州内陸部のエネルギー市場と本格統合するために重要な役割を果たすとECは評価。欧州連合(EU)域内の温暖化防止目標達成にも貢献すると指摘しており、同計画に事実上のゴーサインを与えたことになる。


意見書の公表は8日付けで行われていたが、この中でECはビサギナス計画がユーラトム条約で設定された目標、「原子力安全は運転員と加盟国の義務」を満たしていると断言。同国内の規制当局が将来、完成原発の検査を行う手続きの中で義務を全うできるよう、十分な資金と人的資源を提供する必要性を強調した。


<後略>