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既存炉を最大60年稼働へ スウェーデンのバッテンフォール社

2013年5月29日

スウェーデンの大手電力会社であるバッテンフォール社は22日、同社が所有するリングハルスとフォルスマルク両原子力発電所の7基で大規模な改修工事を行い、比較的新しい5基については最大60年間の稼働継続を念頭に置いていることを明らかにした。


同国では約30年間の脱原子力政策の後、2011年1月に既存炉の建て替えを許可する法案が発効したが、その後の福島事故を経て原子炉の建設は微妙な状勢だ。バッテンフォール社は昨年8月、既存炉を代替する原子炉の建設可能性について情報分析する申請を規制当局に申請していたが、今回は「長期見通しでは電力需要が伸びず、2030年まで原子炉新設の必要が無くなった」と述べた模様。新設計画を先送りする一方、これまで50年間としていた継続運転の上限を10年間引き上げる方針を打ち出したと見られている。


<後略>