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検査結果偽造でケーブル交換 韓国 夏場の供給力に懸念

2013年6月6日

韓国の原子力安全委員会は5月28日、新古里原子力発電所1、2号機と新月城原子力発電所1号機、および完成間近の同2号機(すべてPWR、100万kW)に、安全性評価結果の偽造された制御ケーブルが設置されていることが判明したと発表した。


事故時に原子炉冷却など安全系の動作信号を送信する重要部品であるため、同委はこれら4基のケーブルを直ちに交換するよう韓国水力原子力(KHNP)に指示。国内の原子炉23基のうち、すでに定検中だったものを含めて10基が停止したことになり、ケーブル交換作業に数か月を要するなど夏場に向けた予備電力の確保が難しくなってきたことから、朴槿恵大統領は閣議で夏の電力供給不足に対する懸念を表明。確実な原因究明と責任の所在を明確化する必要性を強調した。また、担当省には原発および電力需給の詳細な状況を国民に伝え、省エネのための協力を国民に求めるよう要請している。


<後略>