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米・Vヤンキー原発閉鎖へ ガス革命等により経済性悪化

2013年9月4日

米国のエンタジー社は8月27日、バーモント州で操業していたバーモント・ヤンキー原子力発電所(=写真)(BWR、65.2万kW)を2014年第4四半期に閉鎖する方針を発表した。シェールガス革命や供給地域における電力卸売価格の低迷などの影響により、苦渋の決断を下すに至ったと説明。閉鎖後は安全貯蔵(SAFSTOR)方式による廃止措置を取ることになるとしている。

同炉は1972年に営業運転を開始。エンタジー社は02年に同炉を購入したが、07年の冷却塔倒壊や10年のトリチウム漏れなどトラブルが続いたことから、同社は10年11月、同炉の売却を検討し始めていた。翌11年3月には米原子力規制委員会(NRC)から32年まで20年間の運転認可延長が認められたが、今回の閉鎖決定に至るまでには複数の経済的要因が根底にあると強調した。

<後略>

米・Vヤンキー原発閉鎖へ ガス革命等により経済性悪化