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イラクでの核物質盗難についてIAEAが安全を保証

2014年7月9日

 国際原子力機関(IAEA)は10日、イラク北部のモスル大学から核物質が奪われたとの連絡が同国政府から国連にあったことについて声明を発表し、当該物質は低グレードと見られることから、安全保障上あるいは核拡散上の重大リスクは生じないとの見解を示した。

 ロイター通信によると、事件当時、同大学には研究用のウラン化合物約40kgが保管されていた模様。IAEAは現在、詳細についてイラクに照会中だが、同国のS.ナジブIAEA代表部大使は今月7日、核物質を不法な取得や使用から守ることを目的とする核物質防護条約への加入書をIAEAに付託したばかりだった。