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仏MOX輸送船が御前崎港に着岸、中部、四国、九州電が共同輸送

2009年5月22日

 中部電力、四国電力、九州電力の電力三社のMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を積んで、3月5日にフランス北西部のシェルブール港を出航していた輸送船二隻が5月18日、静岡県御前崎港の中部電力専用岸壁に到着した。今後、輸送船は伊方、玄海と回り、九州電力の玄海3号機(PWR、118万kW)では、次の定期検査でMOX燃料を原子炉に装荷し、今秋にも全国に先駆けて、運転を再開する見通しだ。


 今回の電力三社のMOX燃料は、フランス・アレバ社のメロックス工場で製造し、輸送船パシフィック・ピンテール号とパシフィック・ヘロン号の二隻で日本に共同輸送してきたもの。二隻は船団を組んで、アフリカ最南端の喜望峰を周り、南西太平洋を航海してきた。


 今後電力三社では次の定期検査で、取替え燃料の一部としてMOX燃料を炉心に装荷する予定。