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東芝 米ベンチャーと革新炉開発 100年間の継続運転も視野

2010年3月29日

 東芝は3月23日、米国原子力開発のベンチャー企業テラパワー社と協力して、約100年間、燃料交換せずに運転継続できる高速炉TWR炉の開発を行うとの一部の報道に対して、「当社からの発表ではない」としながらも、テラパワー社との技術協力の可能性について検討を開始していることは認めた。同社では、今後の開発や投資については、具体的に決定した事実はない、としている。


 東芝は、独自に小型のナトリウム冷却高速炉として、燃料交換を必要とせず30年間運転でき、冷却材のナトリウムを駆動部のない電磁ポンプで移送し、緊急時にも自然通風で炉心崩壊熱の除去を行う4S炉(電気出力1万kW、5万kW)を開発し、米NRCとの予備的折衝を重ね、今年正式に型式認証申請を行うことを目指している。