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日本製鋼所は原子力部材堅調で最高益、原子力関連で年間600億円を受注

2009年6月1日

 日本製鋼所(永田昌久社長、本社・東京都品川区)は22日、東京都内で09年3月期の決算説明会を開き、世界的な金融危機の影響がでてきているものの、原子力部門の順調な進展によって、全社的には連結売上高2271億円、連結経常利益359億円と共に過去最高を達成した。

 鉄鋼製品関連事業のうち「電力・原子力」部門の売上高は前期比16.6%増の365億円となった。08年度の「電力・原子力」の受注高も、受注の前倒しと計画外案件の取り込みによって、前回予想から大幅に増加し前期比40.3%増の599億円となった。好調な受注増を受け、同部門の09年度の売上高は前期比24.7%増の455億円を見込んでいる。

 同社では、世界的な金融不安の影響で売り上げが減少見込みの石油精製関連製品の代わりに、原子力関連機器の受注・製造に、さらに力を入れていく方針だ。