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島根3号 土木学会技術賞受賞 人工リーフなど評価

2010年6月28日

中国電力島根原子力発電所3号機(=写真)建設現場の護岸工事がこのほど、09年度土木学会賞技術賞を受賞した。護岸前面への防波機能を持つ人工リーフ(浅瀬)構築などによる環境負荷低減、工期短縮、コストダウンが評価されたもの。


沿岸部での発電所建設では一般的に、沖合に防波堤、外周に防波護岸を築いて、敷地を保全する必要があるが、人工リーフ構築法では、波高の30%低減効果を保ちながら、建設工事から出たリサイクル資材の再利用による廃棄物減容、浅瀬への海藻類生息など、環境負荷低減が図られている。


また、円筒形の柱を配置した新しい形式の防波護岸を開発し、従来にはない波の衝撃緩和機能を備えるとともに、護岸背面の止水工事を不要としたことから、効率的な建設工事も可能となった。


島根3号機護岸工事は08年度にも、リサイクルコンクリートによる大型消波ブロック製作が、循環型社会形成への貢献で、国土交通大臣賞を受賞している。

島根3号 土木学会技術賞受賞 人工リーフなど評価