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東芝、ハイブリッド再処理開発で基本技術に見通し

2009年9月10日

 東芝は、軽水炉時代の長期化を踏まえ、高速炉と軽水炉が共存する時期に柔軟に対応できる「ハイブリッド再処理システムの研究を進め、基本的な技術の見通しを得た。
 六ヶ所再処理工場に採用されている湿式再処理技術と、工程がシンプルな乾式再処理技術のそれぞれよいところを組み合わせたもので、湿式の電解処理とアクアパイロを工程に入れているのが特徴。


 湿式の再処理技術では、使用済み燃料を硝酸に溶解して、溶媒を使いウラン、プルトニウムを抽出する。東芝ではこれまでMA(マイナーアクチニド)核種を回収するためにアクアパイロを開発してきた。これに湿式の電解処理技術を組み合わせてウランとプルトニウムの分離工程に導入することで、工程をシンプルにすると同時に核拡散抵抗性を高めた。