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韓国高稼働率に注目 安定して90%レベル維持

2009年11月13日

 10月26、27日の2日間、東京・港区のアジュール竹芝で開催された第30回日韓原子力産業セミナーで、韓国の原子力発電所の稼働率が90%を上回る世界的に見ても極めて高い水準にあり、しかもその水準を10年以上にわたって維持していることが、改めて参加者の注目を集めた。日本は98年の最高水準でも84.2%にとどまっており、上表の通り90年以降は常に日本の平均稼働率を上回っている。
 韓国からの発表によると、08年の合計20基ある原子力発電所の平均稼働率は93.4%で、一基当たりの計画外停止は0.4回、燃料交換のための平均停止日数は32日間だった。韓国標準型PWRのウルチン3号(100万kW)では、同停止期間が20日という最短記録を達成した。
 韓国の運転サイクルは標準的には20か月以内、初期のころの原子力発電所とカナダ型重水炉CANDU炉は15か月以内となっている。
 燃料交換停止の実施については、運転サイクルごとに、長期として10回、中期として3回分というように段階的に計画を策定したうえで、12か月前にマスター計画を作り、さらに2か月前に詳細計画作りを行う方式を採用している。

韓国高稼働率に注目 安定して90%レベル維持