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福島第一3号 プルサーマル実施へ 県「適切に対応と判断」

2010年8月17日

佐藤雄平・福島県知事は6日、東京電力福島第一原子力発電所3号機のプルサーマル実施を受け入れる考えを表明した。これを受け、同社は、現在実施中の3号機定期検査で実施する燃料集合体取替で、MOX燃料を装荷し、9月下旬にもプルサーマル発電を開始する見込み。99年に国の許可を得たものの、地元了解がネックとなって中断されていた同機プルサーマル計画は11年ぶりに動き出すこととなった。


佐藤知事は今年2月、福島第一3号機プルサーマル実施に当たり、耐震安全性、高経年化対策、長期保管後のMOX燃料健全性の確認を、「3つの技術的条件」として求めた。


MOX燃料は、燃料プールで10年以上にわたり保管されているが、東京電力では、水中カメラやファイバースコープ等により、健全性を確認、耐震安全性、高経年化対策についても評価を実施し、プルサーマル実施に際して問題となる事項はないと結論付けた。さらに原子力安全・保安院も7月末までに、現地立入検査などを通じ、同社の評価結果を妥当と判断した。