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原子力学会 研究炉のあり方で報告書 世界の流れに遅れる日本

2010年12月20日

日本原子力学会の「将来必要となる共同利用に供する研究施設検討特別専門委員会」(主査=三島嘉一郎・原子力安全システム研究所技術システム研究所長)はこのほど、日本の将来の新研究炉など共同利用研究施設の具体的検討を早急に開始すべきとする報告書を取りまとめた。


「将来必要となる共同利用研究施設について」と題するこの報告書では、日本は原子力開発の初期段階から大学に研究炉を設置し、研究開発と人材育成に精力的に取り組んできたものの、最近ではそれらの多くはすでに設置から40年以上を経過し、東京大学の弥生炉は2011年3月には運転停止されるような状態であり、「我が国の研究炉を将来どうするかは喫緊の課題となっている」と強調している。