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トルコと原発輸出交渉を継続 枝野経産相が閣僚会談

2011年10月27日

国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会(議長=ファーガソン・豪州エネルギー観光相)が18、19日にパリで開かれた。日本からは枝野幸男経済産業相が出席し、わが国における福島原子力事故を踏まえた国際的な原子力安全向上への貢献、エネルギー政策の見直しを通じた成果共有などに努めていく考えを参加各国の閣僚らに訴えかけた。今回はIEAに非加盟の中国、インド、ロシア、ブラジル、チリ、インドネシア、メキシコ、南アフリカも含め、計36か国が出席。

枝野大臣は、理事会両日とも、スピーカーとして登壇し、世界のエネルギー展望、低炭素化に関し、それぞれ、福島事故の経験・教訓の共有による原子力安全の世界最高水準への向上、震災に伴う電力不足の克服に学んだエネルギー需要構造の転換などを通じ、各国との協力関係を深め、世界に貢献していく決意を述べた。

また、主要閣僚ら参集の機をとらえて二国間会談も行い、エネルギー分野での協力関係強化が再確認した。トルコとはユルドゥズ・エネルギー天然資源相と会談し、同国の原子力発電建設プロジェクトへの協力交渉を継続していく意志を確認した上で、日本がこれまで蓄積してきた技術・知識、事故から得られた経験を共有していくことを表明した。