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体制整い今後本格審議へ 東京では初開催 国会・事故調

2012年1月20日

国会の東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(委員長=黒川清・元日本学術会議会長)が16日、第2回会合を都内の憲政記念館で開いた(=写真)。昨年12月に福島市内で初会合を開催し、東京では初の開催。

議題としては、(1)福島原発事故調査・検証委員会「中間報告」(昨年12月26日公表)について畑村洋太郎委員長(2)東京電力「福島原発事故調査(中間報告書)」(昨年12月2日公表)について山崎雅男副社長(3)文部科学省「東日本大震災からの復旧・復興に関する取組についての中間的な検証結果のまとめ(第1次報告書)」(昨年12月22日公表)について渡辺格・科学技術・学術政策局次長が報告した。

畑村氏は、同委員会としての基本方針を説明し、(1)従来のやり方にとらわれず、何を学び取るかとの視点(2)子孫のことを考えて、100年後の評価にも耐えられるもの(3)国民の疑問に答える納得性(4)世界の人々のもっている疑問に答える(5)責任追及は目的としない(6)事象そのものを正しく捉えて記述(7)起こった事象の背景を把握する(8)再現実験と動態保存・実物保存──の8項目を挙げた。

体制整い今後本格審議へ 東京では初開催 国会・事故調