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保安院、ストレステスト初判断 大飯3、4号機「妥当」

2012年2月16日

原子力安全・保安院は13日、関西電力の大飯発電所3、4号機(PWR、各118万kW=写真)の安全性に関する総合的評価、いわゆるストレステストの1次評価に対する審査結果を取りまとめ、同日の原子力安全委員会臨時会議で報告した。同院から安全委に対し、審査結果が上がるのは、これが初めて。

大飯発電所の2基について、福島第一発電所が被ったような地震・津波が来襲しても、事故には至らぬよう対策が講じられているとともに、事業者による安全性向上への改善努力に一定の評価を示す一方、要員召集体制など、対策強化の必要も指摘している。

昨年7月11日に、官房長官、経済産業相、原発担当相による原子力発電所の安全性確認に関する統一見解、いわゆる「3大臣ペーパー」では、定期検査中で起動準備の整ったプラントに対して実施する1次評価は、運転再開の可否について判断するものとして位置付けられている。今回の保安院による審査結果の取りまとめは、今後、安全委員会による審査に移ることとなるが、大飯3、4号機にとって、再稼働に向けた最初の関門通過となる。

保安院、ストレステスト初判断 大飯3、4号機「妥当」