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国家存亡の危機紙一重 菅直人前首相 福島事故振り返る

2012年8月23日

福島事故当時の菅直人首相が8日、東京・日本記者クラブで講演し、民主党政権の3年間を総括し、日本のエネルギー政策や政治状況について述べた。


菅前首相は福島事故について、「よく事故の拡大が停まってくれたと感じている。紙一重をすり抜けたということだろう。もっと大変なことになった可能性はある」と当時の最高責任者として振り返った。「首都圏3000万人が逃げなくてはならなくなったときの経済的ダメージはどうなるのか、まさに国家存亡の危機に陥るのだ」とも述べた。


今後の原子力発電について、「民間が原子力発電に対し100%責任を持つことができるか。原子力発電は一刻も早く、国に集約し(適正価格で買い取って)、そのうえで廃炉にするかしないか考えるべきだ」と考えを述べた。


<後略>