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規制委、ストレステストは「参考」 新安全基準作り開始

2012年11月1日

原子力規制委員会は10月25日、シビアアクシデント対策に関する基準を含めた原子力発電所の新たな安全基準の策定に向け、有識者らによる具体的検討を開始した。改正原子炉等規制法に基づき、旧原子力安全委員会による安全設計審査指針類に替わり、法制化された「原子力規制委員会規則」として、7月までに施行するもの。


同日、初会合を開いた更田豊志委員をリーダーとする検討チームでは、福島第一発電所事故が、設計上の想定(設計基準)を上回る津波の来襲で起きたことを踏まえ、設計基準を超える事象に対応するための対策に係る基準にまで対象範囲を広げたものとして、規制委員会規則の中身となる「基準骨子案」を年明けまでに取りまとめることとしている。検討に際しては、自然現象だけでなく、意図的な航空機の衝突、テロリズム等も含めた考慮すべき外部事象を抽出した上で、それらに対する設計基準の考え方を整理し、さらに、設計基準を超える外部事象に対する頑健性など、シビアアクシデント対策の基本方針、安全評価も含め、記載すべき要件を取りまとめる。


<後略>