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安全技術も新ミッションに 文科省 「もんじゅ」研究開発体系議論

2012年11月21日

文部科学省の「もんじゅ研究計画作業部会」(主査=山名元・京都大学原子炉実験所教授)はこのほど、高速増殖炉(FBR)研究開発計画の見直し状況について、日本原子力研究開発機構より説明を受け議論した。革新的エネルギー・環境戦略を踏まえ、これまでの「もんじゅ」(=写真)の研究開発体系を改めるもの。

従来、「もんじゅ」の研究開発体系は、「発電プラントとしての信頼性実証」、「運転経験を通じたナトリウム取扱技術の確立」、「FBR実用化に向けた研究開発の場として活用・利用」を柱とし、性能試験段階など、プロジェクト進行に伴う時間軸を意識していたが、原子力機構は、8日の作業部会で、今後、新たなエネルギー戦略に示される「廃棄物減容・有害度低減技術」とともに、「東電福島事故を踏まえた安全性関連技術」を新規ミッションとして取り入れ、研究開発項目を整理した。新たな体系の下での項目選定に当たり、技術の維持・継承への寄与度、「もんじゅ」の利用優先度の観点から分類を行い、議論に付した。

<後略>

安全技術も新ミッションに 文科省 「もんじゅ」研究開発体系議論