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核融合事業が本格化 ITER、BA活動共に

2012年11月28日

世界七極で共同建設している国際熱核融合実験炉(ITER)や、日欧で建設を進めている「幅広いアプローチ」(BA)での核融合試験装置サテライト・トカマクJT―60SA事業などの計画が進みつつあり、機器調達の発注・納入などが本格化してきている。


フランス東南のカダラッシュで建設が進んでいるITER計画では、日本の機器調達分の価格は計2000億円程度になる見込みで、2012年末時点での調達取り決めは日本調達機器全体の約72%に達している。日本が担当する主要機器としては、超伝導トロイダル磁場コイルの18個中の9個、プラズマの立ち上げ・制御などに必要な中心ソレノイドコイル用導体、ブランケット遠隔保守機器、不純物粒子を排出するダイバータ、高周波加熱装置、中性粒子入射加熱装置などの一部、計測装置などだ。


ITER機構の職員数は現在471人で、日本からは35名が参加。ITERの国内指定機関となっている原子力機構では100名程度の日本人を送り出したいとしている。


<後略>


フランス南東部カダラッシュのITERサイト。トカマク本体部分など総重量
36万トンを地下で支える493基の免震パッドがすでにできあがっている。

核融合事業が本格化 ITER、BA活動共に