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【寄稿】炉主任の強化が必要 京都大学名誉教授 木村逸郎

2013年11月27日

福島第一原発の事故への対応

福島第一原発の事故から早や2年半が過ぎた。避難されている多くの方々は3度目の冬を迎えつつあり、少しでも多くの方々が自宅に帰って生活を再開できるための除染活動が進められている。ただ、現場では放射性汚染水の問題が大きくなり、国も乗り出して対策に協力することになった。原子炉本体の後始末のために、国際廃炉研究開発機構が設立され活動を開始した。しかしなお前途はほど遠く、課題は非常に多い。

この事故に際してわたしは、知人の呼びかけに応じて関係者の声明に参加し、日本学術会議の緊急集会で反省の発言をし、同会議の雑誌「学術の動向」に反省と今後の在り方を寄稿した。また同様の内容を日本原子力学会誌にも掲載した。しかし関係者の一人として、自らこの事故の進展を調査し、原因を探り、その特徴をまとめ、そして今後の対策を考えることにした。自らとはいっても、BWRにはあまり詳しくないので、何名かの方々にご教示を願った。

<後略>

木村逸郎京都大学名誉教授

【寄稿】炉主任の強化が必要 京都大学名誉教授 木村逸郎