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あらゆる選択肢を IAEA、福一を調査 汚染水問題に助言

2013年12月11日

福島第一原子力発電所事故炉に関するIAEAレビューミッションのサマリーレポートが4日、公表された。一行は11月25日〜12月4日、現地調査や関係者との意見交換を行い、評価事項と助言をまとめ茂木敏充経済産業相に提出した。(写真は現地の地上タンク付近を調査するIAEAチーム)

今回のレビューでは、特に、汚染水対策や4号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しなどの直面する課題について、評価、助言を受けることを目的とした。4号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しについては、「事故現場の長期安定性を確保するため不可欠」として、廃炉準備に向けての成果を認めた。一方、汚染水の量が増え続けていることに関しては、「さらなる管理のために、あらゆる選択肢を検証すべき」などと東京電力に対する助言を述べている。また、サイトにおける長期的な安定に向けて、廃棄物管理の解決策を開発するよう求め、廃棄物の特性把握のための試験施設を設立すべきとしている。技術課題への対応については、原子炉の漏えい箇所特定のための遠隔操作技術の開発を、「格納容器補修に向けて重要な一歩になる」などとしている。

<後略>

あらゆる選択肢を IAEA、福一を調査 汚染水問題に助言