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依存低減の地元影響大きく 原子力小委課題を議論 自治体の施策困難とも

2014年8月4日

総合資源エネルギー調査会の原子力小委員会(委員長=安井至・製品評価技術基盤機構理事長)は23日、原子力の依存度低減に向けた課題について議論した。

資源エネルギー庁は、前回会合までに整理した原子力依存度低減に伴う廃炉・放射性廃棄物処分、40年運転制限性などの課題に加え、立地地域の経済・雇用への影響を掲げた。例えば、敦賀市と美浜町について行ったモデル調査では、長期運転停止に伴う立地地域以外からの流入労働人口の減少で12年度の宿泊、飲食、交通の分野は、10年度比で5.8億円減、さらに、停止が継続し安全対策工事もなくなったと仮定すると、検査・保守などのサービス業が同95億円減にも及ぶと試算。小規模事業者が多く、原子力発電所と共存する産業構造から、地域経済への影響は大都市に比べて大きいとした。

<後略>