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「楢葉遠隔技術開発センター」が起工式

2014年10月1日

日本原子力研究開発機構が福島第一原子力発電所廃止措置に向け、遠隔操作機器・装置の開発実証施設として整備する「楢葉遠隔技術開発センター」の安全祈願祭・起工式が9月26日、楢葉町の工業団地内で行われた。15年度末のしゅん工、同年夏からの一部運用開始、16年度の本格運用入りを見込んでいる。

同センターは、高放射線量のため人が現場に近づくことが困難な福島第一原子力発電所建屋内で活用する遠隔操作機器に関する技術基盤確立を通じ、廃止措置に貢献する国際研究開発拠点で、最重要課題となる燃料デブリ取り出しに向け、実寸大の格納容器下部を模擬したモックアップにより止水のための実証試験を行う。施設は、研究管理棟と試験棟から構成され、研究管理棟には、研究者の居室、会議室の他、作業者の訓練を行うバーチャルリアリティシステムやロボットシミュレータを設置、試験棟では、現場の状況をできる限り再現する原子炉格納容器下部のモックアップなどを設置し、災害対応ロボットの屋内実証試験や、作業者の育成に供する。